仕事にある程度慣れが出てくると、やりがいを感じることが少なくなります。いわゆるマンネリということになるわけですが、その結果自分自身の成長を感じられなくなったという人も多いものです。それではどのようにすれば慣れた仕事にもやりがいを感じることができるようになるのでしょうか。

そのために必要なことは、自分で目標を定めることです。同じ仕事をこなすにしても、少しでも短い時間内に済ませるにはどのようにすれば良いのか、またミスを減らすためにどう工夫すれば良いのかを考えることが大事です。そしてその実感を得るためにも、できれば数値化できる目標を掲げることがポイント。減らした時間やミスの数などを記録しておくことで、過去の記録から成長の度合いを実感できるようになります。その結果、自分の成長を実感することができるようになります。

そして次に行うことは、人に喜んでもらうことを意識することです。業務を単なる作業と捉えるのか、それとも品質を高めるためのものと捉えるのかによって、やりがいが大きく異なります。たとえサービス業ではなくても、次の人へ業務を引き継ぐ際にどう喜んでもらうかを考えることができます。このような工夫をする努力によって、それまでは漫然と行っていた業務も楽しいものと思えるようになります。このように、自分自身がどのような姿勢で業務に取り組むのかによって、感じ方は大きく変わるものです。それによってモチベーションも上がることでしょう。